漁師料理を紹介します
がなぞうのみそ汁

いそっぴのみそ汁

渕辺 重房 
(白浜町漁業協同組合所属)


第三作栄丸(さくえいまる)0.5トン
海士
刺網 (ヒラメ、イセエビ、サザエ )

 昭和48年に東京からUターンしてきて海士になった。
 白浜町あま連絡協議会会長。会員は平成16年度は220名(女性が多い)。高齢化で年々少なくなってきているのは寂しい。
 みんなで磯根資源を守っていこうと頑張ってる。海を良くしたい。少なくなった資源を増やして,後継者を増やしたい。
 現在、水産振興公社で生産されたアワビの稚貝を平板を入れたりして造成した漁場に放流、3年後に取り上げる輪採漁場を作っています。これからは安定した水揚げができるようになると思います。そうすれば海も良くなって後継者が増えてくれるのではないかと期待しています。

 また、白浜に住んでいる子供たちの中に、海のことを全く知らない子供が増えてきているので、小学生高学年を対象に、ワカメの養殖体験教室を3年前から開いている。種糸の挟み込みをやらせて、大きく育つまでは我々がビデオや写真で育つ様子を報告、約2ヶ月で大きく成長したワカメを子供たちが自分で刈り取り、しゃぶしゃぶにしたり、みそ汁にして食べてもらっている。おかげで海のことを勉強してくれる子供が増えてきた。これからもこの体験は続けたい。

指導漁業士(平成3年度認定)

(平成17年7月 談)



一覧へ戻る   前へ   次へ