|
石井 智晃
(白浜町漁業協同組合所属)
いち丸 4.4トンと1.5トン
海士(あわび、さざえ)
一本釣り漁業(めぬけ・あこう,かつお,めじ,かじきなど)
夏は海士,そのほかの季節は,メヌケ立縄,カツオ,メジ,カジキ曳縄をやりに沖に出ています。
趣味はパチンコ。
海が大好きで,高校生の時から潜ってアワビを採ってた。父親が白浜一の海士だった。水産高校の専攻科を卒業後,もちろんすぐ漁師になった。一本釣にも力を入れてる。今の時期はメヌケの立縄。
海士としては3番目くらいに若い。父親には及ばないが,アワビ採りの腕はまあまあ。1日平均10sくらい。20mは潜れる。息は1分くらいかな。潜っていて大きなサメを見たことがあるし,石の間に首をはさんでしまって焦ったこともある。船に上がった途端,力が抜けてしまったことが2回くらいある。水中メガねはダイビング用のを使ってる。カツカネは千倉の鍛冶屋さんに注文して作ってもらう。足ヒレは使ってない。
天然のアワビは本当に減ってしまったと思う。漁期が終わった時,いつも「採り尽くしたなあ…」という思いが強い。「来年は採るアワビがあるのだろうか?」といつも不安な気持ちになる。そこで渕辺さんや浜の仲間と輪採漁場の管理を一緒にやっている。これからは放流してただ採るだけではだめではないかとおもう。
青年漁業士(平成3年度認定)
(平成17年7月 談)
|