カジキの突棒(つきんぼ)

夏場になると、三陸沖のカジキを狙いに房州船が1−2ヶ月間行っていました。最近はカジキが少なくなり遠出することもなくなりました。
千葉県の一本釣り漁船には,先端が細長くのびているものが多くみられます。これはカジキの突棒をおこなうためです。ねらうは高価なマカジキ。カジキの漁場は黒潮のへり,潮目です。遠くて港から60〜70マイル三宅島のあたりまで。水温の目安は18℃ぐらい。カジキはサンマを追いかけて来るので,鳥群れを探します。
カジキはイラストのように水面に背鰭(せびれ)もしくは尾鰭を出して泳ぎます。これを見つけて,漁師は船の先端に身をのりだして銛(もり)でカジキを一突きにします。的中率は良くて5割,水深2mぐらいまで銛を打つけど,深いとはずす率は高い。

海上でカジキを探しているところ

船の先端にいるのが「突き手」,柱の上のかごの中にいるのが「操船係」

館山支部の「黒潮にのってやってくるさかな」へ

カジキを突こうとしているところ

 この船は3人乗りなので突き手が2人います。

突いた瞬間

銛にはひもが突いていて,当たればひもをたぐります。右はたぐられたカジキ

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