カツオ竿釣り漁業


「かつお 1本釣り」と言えば,高知などの大きな船で大人数でやっているの有名ですが,わたしたち南房総の漁師たちは2〜3人乗りの小型船でもがんばってやってます。
餌は,活きたイワシ。定置網やまき網で獲れたものを分けてもらったり,沖でイワシを探して網ですくいます。あとは曳縄と同じ場所でカツオの群れを探し,活きたイワシを撒きながらカツオを釣っていきます。

カツオ竿釣り操業中(小笠原由人 )

 

海鳥の群れ

カツオ・カジキはイワシやサンマを追いかけて海面近くを泳ぎます。だから海の中を探る魚群探知機では探せません。見つける方法は海で鳥の群れ。ウミネコやカモメはカツオ・カジキが追いかけ回して海面近くに来た小魚をねらって集まるのです。

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