カツオ曳縄(ひきなわ)漁業

獲れる魚:カツオ
獲る時期:2〜5月頃
獲れる場所:伊豆諸島周辺〜房総,銚子沖

春に伊豆諸島〜房総沖に北上してくるカツオが「初がつお」です。「曳縄漁業」はトローリング漁法の一種で1尾,1尾ていねいに釣り上げたカツオの味は最高です。カツオは黒潮にのってやって来ます。

カツオ曳縄操業中(小笠原由人)

左右にグラスファイバーの竿をのばし,7本くらいの仕掛けを出して,約5〜6ノットで航行します。
掛かったカツオを引き揚げる。
カツオが掛かるとその縄をたぐり,カツオを釣り上げます。たくさん掛かると写真の様に2人がかりで釣り上げます。
釣り上げられた瞬間のカツオ
暴れないようにタルの中に
港での水揚げ
かめから出して
入札にかけます

めじ曳縄の道具


曳縄にはヒコーキや潜航板で疑似針を自分の思いどおりの深さ,活きの良い動きに設定するんだけど,メジの場合はこれ。バクダン。縄を引っ張るとバクダンが海面をポーンポーンと跳ねて行きます。これが疑似針に伝わって,メジがかかるのです。

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