イカ釣り漁業
獲れる魚:スルメイカ・ヤリイカ
獲る時期:夏〜冬
獲れる場所:銚子沖(ミゾ場),勝浦沖,野島沖,洲崎沖,伊豆大島周辺など

千葉県の小型船は、「資源保護」と「事故防止」のため「夜いか漁」をしていません。


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イカ釣り漁業は,「いか角(つの)」と呼ばれる疑似餌でスルメイカやヤリイカを釣る漁業です。スルメイカは大陸棚の上,水深50〜120ヒロ(75〜180m)のところで釣ります。船では人の手で釣り上げるほかに「イカロボ」という自動いか釣り機を積んで操業します。1本の糸には25個程度の疑似餌がついています。スルメイカは1尾200〜400g。多いときで300〜500sも釣れることがあります。ヤリイカはスルメイカに混じることがありますが、高値で取り引きされるため、時期によってはヤリイカを専門に狙うこともあります。

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イカの疑似餌

半透明のきらきらしたプラスチックにイカを引っかけるための針がついています。昔は竹や箸に針がついたものを使っていました。プラスチックにしたことでこわれにくいし,よく釣れるようになりました。「プラスチックにしてみたら」という発案は「鴨川小型船研究会」だということです。

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