中村　享（なかむら　とおる）　青年漁業士
乗っている船
拓永丸（たくえいまる）

住んでいるところ
千葉県いすみ市

主な漁業種類
イセエビ・サザエ刺網（８〜５月）
スズキ曳縄（６，７月）
スズキ刺網（６，７月）
マダイ延縄（１１，１２月）
フグ延縄（１１，１２月）

所属漁協
夷隅東部漁業協同組合　大原本店

すでに高校を卒業し、漁師となって二十五年もの歳月が過ぎ去った。
アットいう間の時間だったような気がするが、とても多くの経験を積んだ。
そして、残りの漁師人生で何をなすべきかを考えた。

船をもっと大きくして、沢山の水揚げをすべきなのか？
息子に漁師を継がせて、現在の船を発展させるべきなのか？

兎にも角にも、残りの人生も漁師として生きる事は紛れもない。
自分だけの為に漁師を続けるのか？
家族の為？地域の為？国民の為？地球の為？
どうせ漁師を続けて行くなら、最後に少しは地球の為になったかなと思えるように生きてみよう。
魚を食べてくれる人達に、新鮮で安全な魚を届けられるよう。
また、海を汚さず、自然を壊さず、漁師を続けて行きたい。
時代はエコ、環境の時代だ。
ちょっと昔の豊穣の海が蘇える様、微力ながら努力していきたい。

平成十七年七月
　　青年漁業士　　中村　享

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