村上 賢一(むらかみ けんいち) 青年漁業士

乗っている船
福市丸(ふくいちまる)

住んでいるところ
千葉県夷隅郡御宿町

主な漁業種類
カツオ曳縄(3〜6月)
イカ釣り(6〜11月)
ヒラメ釣り(10〜12月)
あま(7〜9月)
イナダまき刺網(1〜3月)
イセエビ・サザエ刺網(8〜11月)

所属漁協
御宿岩和田漁業協同組合 岩和田本所

 私は、20歳から漁師になって18年になります。

子供の頃から海が大好きで、港で釣りをしたり、磯遊びをして育ってきました。自分は長男だったので、高校を卒業したら船に乗ると決めていましたが、友人や先輩達の会社勤めに憧れ、父親に話して高校卒業後2年間会社勤めをしました。

漁師の仕事は、思ったよりも辛い仕事でした。特に「あま」は辛い仕事です。でもあわびがたくさん採れた時の喜びは、なんとも言えないものです。

今一番大切に思っているものは、漁場と資源のことです。私たちの御宿岩和田漁協は、県内でも有数の磯根を持っています。しかし、「あわび」などの水揚げが年々低下しています。磯根を守り、種苗放流などにより資源の回復に努力したいと考えています。  (2006年3月6日記)

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