石渡 幸二(いしわたり こうじ) 指導漁業士

乗っている船
弘栄丸(こうえいまる)

住んでいるところ
千葉県勝浦市

主な漁業種類
カジキ延縄(11〜2月)
カツオ曳縄(3〜5月)
キンメダイ釣り(10〜2月)
島キンメダイ釣(6〜8月)
イカ釣(7〜9月)
所属漁協
勝浦漁業協同組合

兄と二人でカジキ、カツオ主体に漁をしている。30年以上沖に出ているが、昔はきんめだい釣りを主体に、安定したいか釣りがあったから良かった。しかし最近は漁具を色々工夫してもなんせ魚が少ないので、年間の稼ぎの主体であるカジキとカツオが思うように獲れない。魚が減っている一方で、鯨やサメがだいぶ増えたように思う。漁があるときは、沖に行くのが楽しみだったけど、今は朝早く起きる張りがない。もともと海と漁業が好きで始めた商売だから、漁模様が良くなって、このまま漁師をやっていきたい。

 私には社会人の息子と高校生の娘がいる。漁が休みの日も漁具づくりをしているので、家族サービスができなくて申し訳なく思っている。
巨人ファンでテレビ観戦が楽しみ。でもいつも娘にチャンネルを取られてしまう。娘の部屋にもテレビはあるが、家族のいる居間の方が居心地がいいらしい。でもまあこれも家族サービスのうちと思い、巨人戦は涙を飲んであきらめている。(2005年7月8日談)


キンメダイの水揚げ。生きているときはピンク色で釣られた後鮮やかな朱色になる。
煮付けはもちろん、刺身にしても旨い魚だ。


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