三木 和弘
(大佐和漁業協同組合所属)


清栄丸 4.9トン ほか
のり養殖・あなご筒

 富津市の南部、大佐和漁業協同組合に所属、秋から冬にかけてはのり養殖、それ以外の時期はあなご筒をやっています。
 漁業に従事してからはまだ日が浅いのですが、のり養殖の管理を任されるようになりました。まだまだこれから父親や先輩たちから技術や経営など様々なことを学ぶ必要がありますが、早く一人前の漁師になりたいと思っています。
 現在、大佐和漁協のり養殖研究会に所属、のり芽の検鏡や養殖作業の省力化に関する研究を行っており、その結果、平成13年の全国浅海増殖研究発表大会において、その研究会の活動実績が認められ、賞をいただきました(発表課題:浮上筏での瞬間干出方法の開発)。
 また、あなご筒では資源管理の一つとして、水抜き穴の改良(穴を広げて、今までは水揚げしても安かった小さなアナゴが穴から逃げるよう改良したもの)を行いました。今では東京湾のあなご筒漁業者全員が導入しており、これからは値段の良いアナゴが昔のように沢山捕れるといいなあと思っています。
 平成16年度から漁業士になりましたが、千葉県の漁業士だけにとどまらず、全国の漁業士との交流を図り、視野を広げ、地元のみならず、東京湾の漁業を盛り上げていきたいと考えています。

青年漁業士


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