平野 裕敏
(富津漁業協同組合所属)


浜武丸(はまたけまる) 9.7トン
小型底びき網

 東京内湾で小型底びき網を営んでいます。漁業に従事してから約20年。最初は父親の手伝いをしながらいろいろな技術を学び、現在は家業の中心となっています。
 また、家では母親と妻が富津の名産品であるバカガイなどのむき身加工を行っており、家族みんなが漁家経営に参加しています。
 富津漁協小型底びき網青年部に所属、マコガレイの中間育成(この活動を第9回全国青年・女性漁業者交流大会で発表し、全漁連会長賞を受賞しました!)や選択制漁具の開発、マコガレイ稚魚の移動調査などに積極的に取り組み、資源を大事にしながら増やそうと努力しているところです。
 また、我々東京湾の漁業者や魚貝類にとって一番の敵である貧酸素水塊の調査も、内湾底びき連絡協議会の一員として実施しています。
 今後もこれらの活動に力を入れて頑張っていくとともに、地域の漁業が活性化するよう、他地区の漁業士や漁業者との交流を図っていきたいと考えています。 

指導漁業士


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