ふれあい漁業研修会
定置網漁業体験
平成14年7月28日  西岬漁協坂田定置網にて


親子で地域の漁業に触れ、地域水産業への理解を深めてもらうために、毎年館山水産事務所が実施している,「ふれあい漁業研修会」を今年度は館山市の西岬(にしざき)漁協坂田(ばんだ)定置網にて行いました。
漁業士会からは神谷会長(木更津)、内湾支部の松下さん(新富津)、館山支部からは淵辺さん(白浜町)の3名が出席、定置網の体験乗船、親子に魚のさばき方などを教えたり、坂田定置網やまと丸の海老原斉さんや定置網乗組員の方達と交流を深めました。

定置網体験乗船
早朝5時20分に集合。みなさん朝が早くて眠そうです。定置網の漁師さんや漁業士会会員の紹介後、早速漁場に向かおうとしましたが、当日は潮の流れがが激しく、潮の流れが緩むまでの間、定置網の船頭さんである海老原さんの漁具についてのお話を定置網の模型を使って説明していただきました。 
いよいよ乗船です。揚網作業をする船とそれを見学する船2隻に分かれて乗船、揚網作業に乗った人たちは定置網の漁師さんと一緒に網揚げのお手伝いをしました。 
船からあがって、今度は選別作業の見学です。ハオコゼやアカエイなどの危険な魚が混じっているため、選別作業には参加できませんでしたが、目の前でいろいろな魚を見たり触ったりできて参加者は大喜びでした。
この日の漁獲物はマルソウダが中心で、シイラ(大きさ約1m)、マアジ(ジンタ)、小ムツ(ビリムツ)、カワハギ、ショゴ(カンパチの子)、イナダ、コショウダイ、アカイカ(ケンサキイカ)、クロダイでした。

 

獲れたての魚を食べる
水揚げした魚(マアジ)を使って海老原さんが料理別(刺身用、フライ用、ひらき用など)の基本的なおろし方を説明しながらお手本を見せてくれました、このあと子供が中心となってアジをさばきました。 
普段魚をさばくことがなので手元がぎこちないので、お父さんやお母さんが手伝いながら仲良くやっています。途中で漁業士の淵辺さんが手だけでさばくやり方や、簡単なおろし方を見せてみなさん、なんとかきれいにさばけることができました。やはり包丁は日頃からよく研いでおくのがコツだそうで、小さい魚(イワシやアジ)は手でさばくと、包丁でさばいた身よりしょう油がしみて美味しいそうです。
各自がさばいたアジの刺身と、西岬漁協婦人部の方が調理してくれた刺身の盛り合わせ(アジ、アカイカ、シイラ、イナダ)と残ったアラや小魚(ビリムツ)と野菜を使ったあら汁をみんなで食べました。あら汁はいっさい出汁を使わず、味噌だけで味付けしたのですがすごくだしがきいていて大変美味でした。もちろん子供達にも大好評で、みんな残さず食べました。
左の写真は西岬漁協の婦人部の方々です。皆さま、お疲れさまでした。

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